アラビア・レポート ドバイ編 エピソード2 11月10日気温33度
↓エピソード1はこちらから。
ようやく夏がすぎ、ちょっと涼しくなったのに、またドバイで夏に逆戻り。
2023年、なかなか終わらない夏。
ドバイのイベント――1日目が始まった。
お客さん来るのかな? とか色々な不安が頭をよぎる。
きっと、会場にいた人がみんな同じことを思ったことだろう。
そして14時、開場。
待ってましたーーと言わんばかりコスプレに身を包んだ人たちが会場へ。
ブルジュハリファと提灯という、なかなか無い組み合わせ。
何が一体始まるのだろう。正直、ドバイで日本の文化発信するイベント としか聞いていない。
何が始まり誰がくるのかさっぱり分からなかった。
ちょくちょく人もブース前に集まりだした。
そして……この炎天下の中、今回のブースの総責任者である、櫻庭瑠璃子氏はなんと
花魁に変身。
美しい花魁衣装や華やかな雰囲気に人が集まり出し、そこは撮影会場へと変わった。
インパクトありすぎ!!
また、着付け師には、国内外で大活躍しているアーティストKYOKOさん。
素晴らしい着付け技を目の前で見ることができた。
アーティストってほんとうすごいなあ……
あの女性の衣装はなんですか? と外国人に聞かれる。
しかし、花魁をどのように説明すればいいのか……Google先生にきいてもイマイチな答えしか返ってこない。
しかたないので、プレミアムゲイシャ と説明した。しかし絶対意味が違う(笑)
英語が堪能な人にきいても説明の方法が分からんという。
なら私にはわかるわけない。
吉原に……とか説明しても、外国人にとっては??? であろう。
さらに、江戸時代に貧しい家の子供が、売られて……
とか下手な英語で説明しようもんなら、何かに発展してしまいそうだ。
プレミアムゲイシャ。
語彙力の少ない私にはそれしか出てくる言葉がなかったのである。